生活科学専攻:和菓子実習「柏餅」

パティシエコース1年生4回目の和菓子基礎実習は、端午の節句(5月5日)が近いということで『柏餅』です。
その前に、小豆漉し餡の炊き上げから実習スタートです。

途中で餡が飛び跳ね、予想以上の熱さにビックリしました。
漉し餡がこのように作られているのを初めて知る学生ばかりでした。
次は、生地や餡の分割の練習です。

練習用の練り切りを使い、同じ大きさに手際よく分割できるように練習していきます。
いよいよ本日の本題『柏餅』の製造に進んでいきます。
柏餅の生地は、米粉・浮粉・上白糖でできています。蒸しあがった生地は、ブルンブルンしていましたが、
布巾で揉みまとめていくと、滑らかな生地に変化していきます。

包餡の仕方は、手を道具として形を作り包んでいきます。難しかったです。
包餡したものをもう一度蒸して、柏の葉を巻いて完成です。
柏の葉は、新芽が出なければ古葉は落ちず、家系が途絶えないという縁起から、特に武士階級で子孫繁栄を
願った男児の節句に使われるようになった。と言われています。
和菓子基礎実習では、お菓子の持つ歴史や意味なども学んでいます!(*^^)v

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