食物専攻:食品学実験で過酸化水素を調べました

食品学実験は、1年生が初めて学ぶ実験です。実験の基本を習得し、実験でタンパク質、糖質、脂質など食品学、生化学、栄養学の基礎を学びます。
今日のテーマは、「オキシドール中の過酸化水素水の定量」です。
過酸化水素は、漂白のために食品添加物として使用されていますが、食品の完成前には分解除去する必要があります。過酸化水素の定量の試料として、傷口の消毒薬としてよく知られるオキシドールを用いました。
まずは先生から今日の実験内容について講義があります。

実験に必要な試薬を確認し、各自で三角フラスコへ入れました。

危険な試薬は先生が入れてくださいました。

いよいよ滴定です。

ビュレットから三角フラスコへ少しずつ落としていきます。

終点(変化した色がうっすら残る)が近づくと 操作する手も慎重になります。

ビュレットの目盛りから滴下した量を読み取ります。
3回以上繰り返して平均を出し、計算式に当てはめ、値を求めます。

学生たちは真剣な表情で実験に取り組んでいました。

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