11月16日㈭、吉野川高校において、【高大連携～徳島文理大学×吉野川高校】エシカル消費教育を実施しました。

エシカル消費とは、思いやり消費のことです。
より良い社会をめざして、人や社会・環境・地域のことを考えて、物を買ったり使ったりしようという行動です。
今回は食に関するエシカル消費として、フードロス削減・地産地消そして非常食をキーワードに講義や実習を行いました。

フードロス削減プロジェクト「非常食も考えたエシカル食」調理の様子です。
白衣を着ているのが大学生、色とりどりのエプロン姿が高校生です。
ホワイトボードに今日のメニューが書かれています。

「野菜もったいないヌードル」作り
「野菜もったいないヌードル」は、普段捨てられるブロッコリーの葉などを利用しました。
緑色がブロッコリーの葉を入れたヌードル、黄色がカボチャのヌードルです。
教員の指導で生地をしっかり練り上げ、大学生が練り具合をチェックしています。

出来上がった生地を伸ばす一方、上に飾る野菜を切っています。
生地を切る端からヌードルをほぐしています。皆で手早く仕上げました。

茹であがったヌードルを盛り付けると、二色そろって色鮮やかです。
野菜をトッピングして、めんつゆをかけたら出来上がりです。

「ポンデケージョ（スイートポテトのチーズパン）」作り
ポンデケージョの生地を混ぜています。
吉野川高校で栽培しているさつまいもが茹であがり、計量の方法を大学生が教えています。

高校生皆さんで、ポンデケージョの生地を丸めています。
盛り付けには、紫白菜のコンフュチュール（ジャム）をそえて出来上がりです。

高校生と大学生とが協力して、「非常食も考えたエシカル食」が完成しました。

当日の内容は、NHK徳島およびJRT四国放送のニュースとして取り上げられました。
なお放送内容は、NHKおよびJRT四国放送それぞれのウェブサイトより動画で閲覧できます。
また、11月17日(金)の徳島新聞朝刊13面にも掲載されました。