食物専攻:授業紹介①さまざまな実験を行います

食物専攻では、調理に関する実習の他に、食品学や食品衛生学、生化学などに関する実験も行います。
内容は科目によって様々ですが、一般的にはビーカーや試験管などのガラス器具を使用し、試料に試薬を加え、経過観察を経て得られた結果を考察していきます。
液体の試料・試薬は、オートピペットを使って、試験管などに分注していきます。


試薬を入れたらよく混合します。
液量が多く混ぜにくい場合は、ミキサーを使って混合します。

調製の済んだそれぞれの液を試験管立てに並べます。目視で濃度の濃さを確認します。

それぞれの濃度の数値を、分光光度計という機械を使って調べます。


調べた数値を方眼紙でグラフにし、そのグラフから試料の濃度を求めます。


実験後は、目的や使用した試料・試薬・器具、操作方法、結果、考察などをレポートにまとめます。
条件を変えることで生じる差の意味を考えレポートにまとめるということは、少々難しく感じられるかもしれませんが、大学だからできるアカデミックな経験と言えるでしょう。
このように実験を通して、食品や体の機能について関心を高め、病を防ぎ、健康を保つ食生活を思考するための知識を養っていきます。

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