栄養学各論の授業でシカの解体実習を行いました

食物専攻では2016年から那賀郡那賀町木沢の国有林内にて、各関係機関の皆さまと地域ボランティアの方々と一緒に食害防護柵ネット設置活動や野生シカ肉の解体実習を行っています。

2018年


2019年

今年も現地実習を行う予定でしたが、コロナ禍の現状を踏まえ中止となりました。 しかしこの状況下でも、徳島県の野生鳥獣の被害の状況や駆除されたシカの有効利用を学ぶ事が出来ないかという声が上がり、今回、平井 滋様を講師として大学にお迎えし、シカ1頭の解体実習を行うことになりました。

今回のシカは推定体重30kgの雄鹿です。 実習台に大きく横たわる鹿に学生も思わす絶句しました。

解体は部位ごとに包丁の入れ方が変わるため難しく、平井さんに実演していただきながら教えていただきます。

包丁の向きやシカ肉の向きを変えながら解体していきます。 シカの命をいただくからこそ、少しも無駄にすることなく肉を捌いていきます。

普段は決して経験できない貴重な授業となりました。

今回捌いたシカ肉は12月8日にシカ肉弁当として販売する予定です。 詳細は決まり次第、ホームページでお知らせします。

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