調理学実習Ⅰの授業の流れ

1年前期に開講される調理学実習Ⅰでは、調理理論に基づき、日本料理、中国料理、西洋料理、また季節の料理など各様式における基本的な調理技術を学習します。

身支度を整え手指の洗浄・消毒を済ませたら、講義前の事前準備を行います。 材料分けの当番が、食材を班ごとに人数分に分けます。

お米を計量・洗浄し、浸水させておきます。

講義の後、調理を始めます。一班につき3~4人で構成され、分担して作業を進めていきます。

この日のデザートは冷やし固める時間が必要なので、最初に取りかかります。

平行して材料を切っていきます。同じ材料でも、献立によって切り方が違います。

材料が準備できたら炒めたり、スープを煮込んだり、ミキサーにかけたりして、仕上げていきます。

最後に盛りつけです。見栄え良く美しく盛りつけるのは意外と難しく、割と時間がかかります。

配膳ができたら先生に確認してもらい、試食します。

この日の献立は西洋料理:ドライカレー、にんじんスープ、ブラマンジェです。黄色の彩りがきれいです!

試食後は速やかに後片付けをします。調理室等の清掃後、授業は終了です。

自分たちで作った料理の味は格別ですね!ほとんどの学生は完食しています。

この授業で作るメニューはごく基本的な、よく知られているものがほとんどですが、学生にとって初めて作るものも少なくないようで、あたふたすることがよくあります。

それでも、班員同士で声を掛け合い、手順を考え、要領よく仕上げていけるよう、実習するごとに訓練されていきます。

2年後の成長が楽しみです!

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