海外大学等とのオンライン交流事業

昨年度より徳島県「海外大学等とのオンライン交流事業」に参加しています。

2月1日(水)アスティとくしまにて、2回目となる県内大学と海外大学の学生交流が開催されました。

今年のテーマは、SDGs12、エシカル消費について。デジタル社会の中で、個人でできること、大学でできること、地域でできることを大学生目線で考え、実際にできること、実現したいことを各大学でハンドブックとしてまとめました。

本学からは、短期大学部生活科学科食物専攻1名、人間生活学部人間生活学科1名、総合政策学部総合政策学科3名の代表者が参加しました。

春から取り組んできた集大成を10分のスライドにまとめ発表。

食物専攻からは、2016年から取り組んできた、ジビエ(シカ肉)の有効利用の活動と、本学のTABLE FOR TWO TFT(TFT)とコラボレーションしたランチボックス提供の実践的な取り組みを紹介しました。※TABLE FOR TWOとは、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動です。

学内では、この他にも様々なSDGsやエシカル消費活動が実践されています。

アドバイザーの横浜国立大学 名誉教授 西村隆男先生からは、本学の成果物について、前回の他大学の発表からヒントを得てハンドブックの見せ方を工夫したこと、また、学生の実践を伴った内容であることなど、お褒めの言葉を頂きました。

コーディネータの京都大学大学院 准教授 カライスコス アントニオス先生からは、優しい問い掛けがあり、各学生は自分達の意見をしっかり述べることができました。

海外からは、マレーシア(マラヤ大学)、タイ(メーファールアン大学)、フィリピン(フィリピン大学デリマン校)から参加があり、同時通訳、スライドは英語翻訳され、お互いの発表をリアルタイムで聞きました。

国、大学、学部学科が異なる多くの学生が、テーマに沿った各大学独自のハンドブック作成に関わり、様々な意見交換ができました。

交流会参加をきっかけに、SDGs12、エシカル消費の活動をこれまで以上に意識した学生たち。友人や同学部、大学中の仲間へ広めてゆくこと、もちろん卒後、社会人となっても、考えて行動できる仲間を増やしてゆくことを目指したいと思います。

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