実験実習紹介シリーズ①【調理科学実験】

調理科学実験では、調理のカンやコツを科学的に解き明かす「食品の扱い方と調理性に関する実験」です。健康づくりを目指し、科学的な調理が出来るようになります。
今回は、小麦粉の膨化調理でカップケーキを作成します。膨化とは、食品中の気体の体積が増加したり、食品中に気体が発生したりすることにより、食品が大きく膨らむことをいいます。
カップケーキの材料はすべて同じ分量で作りますが、卵の泡立て方を変えたり、ベーキングパウダーを加えてみたりすると、膨化にどう影響するのか比較検討します。
A:卵の共立て法(卵黄と卵白を一緒に泡立てます)
B:卵の別立て法(卵黄と卵白を別々に泡立てます)
C:卵を泡立てず混ぜるだけ
D:Cにベーキングパウダーを加えます
まず、型にピッタリ合うようにパラフィン紙をカットします。
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卵の共立て法(A)と卵の別立て法(B)
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卵、牛乳、砂糖を混ぜ合わせて型に入れます(CおよびD)。
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焼く前に計量し、180℃のオーブンで20分焼きます。
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焼きあがったら、もう一度重さをはかり重量変化率を求めてから試食します。結果はぜひ、食物専攻に入学して、自分の目で確かめましょう。

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