実験実習紹介シリーズ③【食品衛生学実験】

食品衛生学実験は、食の安全性について基礎的な実験を行い、その技法の習得と実態を把握します。
本日は食品添加物のうち、合成着色料の定性分析の実験です。試料にはニッキ水やチューペット、かき氷シロップを用います。試料に含まれている色素を抽出し、薄層クロマトグラフィー(TLC)法により何の色素が使われているかを調べます。
①これは着色料検査用対照試液で、主な着色料の標準液です。
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②白色の毛糸に試料の色素を吸着させ、試薬を加えて色素を抽出します。
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③TLCプレートに着色料の標準液と抽出した試料の色素をスポットします。
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④展開溶媒の入った展開槽に、色素をスポットしたTLCプレートを入れ、展開分離します。
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⑤この実験は待ち時間がかなりありますが、待ち時間も実験のうちです。今までの経過をまとめたり、次の実験の説明を聞いたりします。
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