授業紹介シリーズ③【食品加工学実習Ⅰ】

食品加工学で学んだ知識を応用し、家庭や職場等で簡単にできる食品の加工を中心に実習を行います。使用する食材は、肉・野菜・果物の生鮮食品や、小麦粉・豆・海産物など身近にあるものを使います。また、野菜や果物は旬の食材を使い、加工することで素材の良さを引き出し、美味しく長く貯蔵することを学習します。
今回は『甘夏のマーマレード』を作りました。圧力鍋を使用することで加熱時間が短縮され、素材の持つ色や香りをそのまま生かすことが出来ます。もちろん添加物は一切使用しません。捨てるのは、種とヘタのみです。
甘夏の種を除き、果皮と果実に分けます。果実は、3~4つに切り圧力鍋で加熱します。
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果皮は1mm程度の厚さに切り、水洗いをして苦味を除きます。
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果皮の水気を絞って圧力鍋に加えて加熱し、最後にグラニュー糖を入れて仕上げます。
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エンドポイントを糖度法とコップ法で確認。消毒済みの瓶に入れて脱気密封をします。このまま前期終了まで常温貯蔵をします。「きちんと瓶詰めが出来ているか!!」先生の厳しい目が7月末まで光ります。
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4月にはプレザーブタイプのイチゴジャムを作りました。こちらは真空パックで冷凍保存をします。
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