食物専攻:「シュトーレン」作り(食品加工学実習Ⅱ)

シュトーレンは、ドイツの伝統的なクリスマスの菓子パンです。12月の初めに作り、クリスマスまでの間、少しずつスライスして食べる習慣があるそうです。
 
材料をすべてボウルに入れて、滑らかになるまでこねます。
第1発酵をします。普通のパンとは違い、日持ちを良くするために糖分や油分が多ので膨化しにくいパン生地です。
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生地を麺棒で伸ばしフィリング(ラム酒漬けのドライフルーツやナッツ類)を入れていきます。成形し、第2発酵後オーブンで焼きます。
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焼き上がったら、素早く溶かしバターを塗ります。バターが乾かないうちに砂糖をまぶし、粉砂糖を振りかけます。空気が入らないようにしっかりとアルミホイルで包みます。4~5日後ぐらいから味が馴染み、美味しく食べられます。
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最近では、クリスマス時期になるとよく見かけるようになりましたが、食物専攻ではもう15年ほど前から実習に取り入れています。素朴な味ですが、日ごとに味が馴染みドライフルーツが苦手な人も美味しく食べられると好評を得ています。

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