食物専攻:授業紹介シリーズ⑩【食品加工学実習Ⅰ(梅の加工)】

神山産の青梅(鶯宿梅)を使い、梅漬け、梅酒、梅シロップ、梅の醤油漬け、煮梅、梅ジャムを2週に渡り実習します。今回は塩蔵法、糖蔵法等、いろいろな貯蔵方法や梅の効能を学習します。また赤紫蘇を使い、天然色素の酸による変化や役割を学びます。
使用する梅は、梅漬け、煮梅は少し黄色く色づいた梅を、梅酒、梅シロップ、梅の醤油漬けには青梅を選び、使い分けます。梅ジャムは1週間置いたオレンジ色の梅を使います。
5.IMG_3137 6.IMG_3135

梅はきれいに洗い、ひとつずつ丁寧に下処理を行います。煮梅は温度管理をしながら、柔らかくなるまで火を入れます。
7.IMG_3138 8.IMG_3139

消毒をした瓶に漬け込みます。
10.IMG_3150 9.IMG_3146

梅の醤油漬け、梅シロップ、梅酒、梅漬け(写真左から順に)は7月最終週まで大学で保管し、その後は各自で保存します。右の写真は煮梅です。
11.IMG_3153 12.IMG_3141

翌週には梅漬け(赤紫蘇入り)、しそジュース、梅ジャム、煮梅(写真左から順に)を実習します。
13.IMG_3217 14.IMG_3213

梅は、卒業後就職先で加工を依頼される食材です。加工方法も多く、年齢を問わず好まれる加工品にすることが出来るので、是非覚えて欲しい学習内容です。

Copyright © 2021 Tokushima Bunri University Junior College All Right Reserved.