チーム医療論で医療機器の注意点を学ぶ

2013/11/18
今日は、徳島文理大学の特長の1つである「チーム医療論」を受講している看護学科3年生が香川キャンパスに行きました。
香川キャンパスでは、医療系でも医療機器を扱う診療放射線技師や臨床工学技士を養成しています。その学科の先生よりそれぞれの業務領域と施設見学を受けました。

■診療放射線学科の講義
 放射線の種類、被ばくの概要と防護方法、医療機器の注意点など
  

■臨床工学科の講義
 臨床工学技士設置の背景、臨床工学技士の仕事内容の様子など
  

■診療放射線学科の施設見学
 【CT・一般撮影室】
 CTや一般撮影などの放射線を扱う場合の防護エプロンや撮影時の注意や撮影のデジタル化の技術など
  

 【MRI】
金属類を持ち込まないようにする点(MRIは磁気を利用しているため)や今までの医療事故などを説明し、看護師が注意するべきことを学びました。また、金属がMRIにひっぱられる様子を観察しました。
 

 【画像処理実習室】
 実際に撮影されたデジタルデータを処理し、視覚的に処理する技術や実際の病院現場でのシステムの流れなど
   

■臨床工学科の施設見学
 【医工学シミュレーションセンター】
 臨床工学科学生が実習中の風景を見学。
 また人工心肺装置など臨床工学技士が管理・運営する機器を見学しました。
 

 【模擬手術室】
 過去にあった供給バルブ(酸素など)の取り外しの注意点や人工呼吸器の医療事故などの説明を頂きました。
 

看護学科の学生にとって、現場で医療事故を起こさないためのノウハウをそれぞれの先生方の体験談を活かした説明及び体験することができ、将来に役立つものでした。
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