これまでの呼吸不全に対する呼吸管理は酸素療法と侵襲的陽圧換気法:IPPVが考慮されてきましたが、2000年頃からは非侵襲的陽圧換気法:NPPVの有用性が確立された病態もあり、かなりの普及が認められるようになりました!!
そのため、現在の臨床現場は呼吸不全に対する呼吸管理を考慮する際、まずNPPVかIPPVを選択する必要があります★
最近のトピックスとして、ハイフローセラピーシステム(ネーザルハイフロー)の使用経験が増え、従来の酸素療法とNPPVの中間的な位置づけとなる可能性を秘めています!!急性から慢性期への移行期の呼吸管理では、IPPVからの離脱、NPPV・ハイフローセラピーの適応可否、従来の酸素療法への移行などを考慮する必要があります。
これらを円滑に実施・継続するためには、他職種によるチーム医療が必要となり、臨床工学技士の果たす役目は重要なものとなっています☆
そこで今回は臨床現場における呼吸管理に不可欠なものとなっているNPPVについて医療機器メーカの方を講師としてお招きしました(#^^#)
※フィリップス・レスピロニクス合同会社 四国支店 高松営業所より講師をお招きし、①NPPVの対応疾患、換気モード、②機器の操作、管理方法、③マスクの導入、フィッテング方法 ④NPPVの導入ポイント、注意点などについて講演をしていただきました!!さらにNPPV専用機器を実際に体験してみました(^◇^)
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