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文化庁主催「令和元年度 芸術系教科等担当教員等研修会」


令和2年1月25日、徳島文理大学において上記研修会を開催しました。
 
この研修会は、文化庁が主催するもので、全国芸術系大学コンソーシアム(四国では徳島文理大学のみが加盟)と徳島文理大学が共催しています。

講師は、テレビでも有名な尺八演奏家、藤原道山先生と、作曲家で本学教授の松岡貴史先生。
受講者は約70名と聴講者約100名でした。
 

この研修会は、新学習指導要領に基づく「音楽づくり・創作」及び「我が国の伝統音楽」に関する授業展開の視点と方法を考えることを目的としています。
 

 
午前は作曲家で本学教授の松岡貴史先生による「音楽づくり・創作」に関する研修で、音遊びの体験から音を音楽にしていくためのポイントを学び、授業づくりでは、創作の授業そのものを「創作」することについて考えました。

 
 
 
 
そして午後の「我が国の伝統音楽」に関する研修(午後①)では、尺八演奏家、藤原道山先生により、尺八と箏(村澤丈児先生)による演奏を鑑賞しながら、聴きどころや聴かせ方のポイントを学びました。また、尺八の演奏体験などもあり、とても充実した内容でした。
 
 

 
 

お二人の先生が、音楽教育についてそれぞれ違ったアプローチで深く掘り下げてくださり、音楽教育の根幹と授業の方法などについて再度見つめ直す機会にもなったのではないかと思います。

 
参加者の方からは、「このような研修会を数十年待っていました。」「充実していて、あっという間の1日でした。」などの声もあり、大変有意義な研修会となりました。
 
 
 
 
 
研修会の詳しい内容は次のとおりです。

 
 
 

研修会のテーマ

 
新学習指導要領に基づく「音楽づくり・創作」及び「我が国の伝統音楽」に関する授業展開の視点と方法を考える。

 

研修会の概要


小学校から高等学校に至るまで学校音楽の現場においては、音楽づくりから創作につながる系統的な指導や我が国の音楽に関する指導が大きな課題となっています。
本研修では、子どもたちの音楽の学びを一層充実させるために、教師自身が「音楽的な見方・考え方」を働かせながら、音楽づくり・創作の活動に取り組むとともに、我が国の音楽の実演の鑑賞や尺八、箏の演奏体験を通して、授業改善の工夫について考えます。

 [学習指導要領との関連]
  小学校音楽科:A表現(2)、(3) B鑑賞(1)ア,イ/中学校音楽科:A表現(2)、(3)
  B鑑賞(1)ア,イ/高等学校芸術科音楽Ⅰ〜Ⅲ:A表現(2)、(3) B鑑賞(1)ア,イ 〔共通事項〕
 
 

研修会講師

 
藤原道山(尺八都山流)
松岡貴史(作曲家・徳島文理大学教授)
 
 

研修会の内容

 
本研修は、作曲家のもとで音楽づくり・創作の指導法や授業づくりを学ぶ研修と、実演家による鑑賞と楽器体験の研修、授業づくりや指導方法の改善について考える研修から構成されています。
午前の「音楽づくり・創作」に関する研修では、音遊びの体験から音を音楽にしていくためのポイントを学び、構成を生かした創作や即興的な創作までチャレンジします。授業づくりでは、創作の授業そのものを「創作」することについて考えます。
午後の「我が国の伝統音楽」に関する研修(午後①)では、尺八と箏による実演を鑑賞しながら、聴きどころや聴かせ方のポイントを学びます。また、鑑賞を深めるためにも、尺八や箏の楽器体験や基本奏法、ならびに「口唱歌」を学ぶ機会を設定します。
研修全体の締め括り(午後②)として、音楽教育学や実践現場からの講師とともに、授業展開の視点と方法を検討します。
  
 

到達目標

 
1 音楽づくり・創作に関する知識や技能を得たり生かしたりしながら、自分なりの創作表現を工夫する。
2 我が国の伝統音楽の様々な特徴をとらえるとともに、社会における意味や価値を考察することができる。
3 音楽づくり・創作や我が国の伝統音楽を扱った授業づくりに生かせる視点と方法を考察することができる。