徳島文理大学短期大学部について

短期大学部で学ぶ皆さんへ

これまでも、そしてこれからも、「徳島文理大学短期大学部」だから、できること。

短期大学部は昭和36年(1961)の開設以来、時代の趨勢と要請に応えながら「自立協同」の建学精神のもと、これまでに3万2,000人以上もの優秀な卒業生を送り出してきました。

「自立協同」とは、自分自身のアイデンティティを確立し、社会の一員としての協調性の大切さを知ることです。

本学部の卒業生は、この建学の精神によって培われた誇りをもって、金融や観光、サービスなどのビジネス業界をはじめ、教育・福祉などさまざまな分野で活躍しており、その姿は地域社会から高く評価されています。

学生一人ひとりの主体性を確立させ、それぞれの可能性を最大限に伸ばして自己形成を図ると共に、 豊かな心をもって社会の一員として貢献できる人間を育成する「教養教育」。

そして、変化する状況に柔軟に対応できるスキルと知識を身につけ、地域社会が直面する課題解決に向けて全力で取り組む人間を育成する「キャリア教育」。

短期大学部では、真理の探究を目指す「教養教育」と社会の変化に即応した創造的な「キャリア教育」を軸に、学生の全人格的な開花を目指す教育を行います。

次世代を担う皆さんの夢を実現させるためのサポートを教職員一同が全力で行うとともに、充実した学生生活を送ることができるよう、総合大学ならではの強みを生かした教育活動に邁進しています。

私たちは新しい時代にふさわしい短期大学部としてこれからも歩み続けてまいります。

徳島文理大学短期大学部で、私たちと共に「なりたい自分」を目指しましょう。


短期大学部長・教授
岡部千鶴

伝統と新風

女に学問は不要といわれた時代にあって学祖村崎サイは「女性の自立」を唱え、明治28年(1895)、本学の礎となる私立裁縫専修学校を創立しました。以後、本学は常に時代の先端をいく教育研究をめざしてきました。

近年、短期大学部ではSDGs(持続可能な開発目標)を意識した教育を行い、社会に貢献できる人材の育成にこれまで以上に積極的に取り組んでいます。短大独自の「エシカル自主宣言」を行うなど、その実践的な教育活動は高く評価されています。

未来に直結した細やかなカリキュラムと多彩な資格

それぞれの希望進路実現に向けて、憧れの仕事に直結した専門科目を数多く用意しています。専門講師による本格的な実習や演習をはじめ、学生自らが企画し実践する科目やインターンシップなど、様々な学びのスタイルを提供しています。

その他、資格取得を応援するための科目が多いのも特徴の一つです。資格取得奨励制度を設け、対策講座を開講するなどバックアップ体制も万全です。

総合大学に併設された、様々なメリット

本学は9学部27学科を有する西日本有数の総合大学に併設されています。 全国有数の規模を誇る図書館、最先端機器を設置した研究室の数々、日本最高クラスの設備を備えた音楽ホールなど、充実したさまざまな施設や設備を共有できます。
また2年間という限られた時間のなかで、専門的、職業的能力を身につけ、人間性あふれる教養人をめざす、短期大学の良さに加えて、短期大学部にいながら大学各学部の専門科目も履修できます。
さらにクラブ・サークル活動にも、総合大学の学生としてのメリットを最大限にいかしてください。

グローバル社会に対応できる国際人をめざして

本学では、短期研修をはじめ、長期留学や交換留学制度など幅広いプログラムを設けています。 短期研修は、春期・夏期休暇中に行う語学研修で、2週間から1カ月程度、カナダのランガラ大学やオーストラリアのグリフィス大学、韓国の檀国大学、台湾の淡江大学に通い生きた語学を学習し、異文化を体験するものです。
また、グリフィス大学、檀国大学、台湾の多くの協定校と本学の間では、相互の授業料を免除する交換留学制度があります。留学先で修得した単位も卒業単位として認定されるので、2年間での卒業が可能です。

徳島文理大学でさらなる飛躍を ─ 編入学制度について

より専門的な知識や技術を身につけたい、ワンランク上の資格がほしい、という学生たちが確実に増えつつあります。 そんな学生の熱意にこたえるさらなるステップがセカンドステージすなわち編入学制度です。
短期大学を卒業後、本学の大学3年次に編入し、さらに2年間専門的な勉学を続けられるシステムです。

短期大学部から大学3年次に編入

短期大学部で学ぶうちに、専門性をいかした資格が欲しくなったり、より専門的な知識や技術を身につけたくなった学生も数多くいます。
「2年間では物足りない!もっともっと勉強したい!」
そうした学生達の熱意に応えるのが、編入学制度です。

総合大学である徳島文理大学に併設されている短期大学部では、編入後の選択肢も6学部16学科と多岐にわたり、さらに大学院へ進む道もひらかれています。
時代のニーズに応え編入学の定員も大幅に増やし、もっと学びたいという学生をサポートします。

Q1 編入学すると大変ではないですか?

A短期大学部で習得した単位が、卒業に必要な124単位のうち最大62単位まで認められます。そのため、短期大学部から編入学してもサークル活動を続けたり、編入学してから新たな資格にチャレンジしたりする学生もいます。

Q2 どのような試験があるのですか?

AI期からIII期まで、年に3回のチャンスがあります。 試験では小論文(音楽学部は実技)と面接が行われます。 (短期大学部からの編入学の場合、編入する学科によっては、特別推薦制度があります。その場合は面接のみです。)

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