食物専攻:「白味噌」作りに挑戦(食品加工学実習Ⅱ)

大豆の加工品として「白味噌」と「塩糀(しおこうじ)」を作りました。
本日は、「白味噌」作りを紹介します。材料は大豆・米糀(こめこうじ)・塩です。
前日準備として、大豆を水に浸けておきます。大豆が2倍以上に膨れ上がりました。
1.IMG_4252 2.IMG_4256
圧力鍋で大豆を加熱します。熱いうちにスピードカッターで荒くつぶし、塩切り糀(糀+塩)と合わせます。味噌の硬さは大豆の煮汁で調整します。
消毒済みのタッパーへ中に空気が入らないようしっかりと詰め、カビ防止の為に塩を容器の縁に振ります。
3.IMG_4257 4.IMG_4262 5.IMG_4267 6.IMG_4271
飽和食塩水で煮沸した布巾を上から被せ、さらに飽和食塩水を霧吹きで拭きかけます。
ラップフィルムで空気に触れないように覆い、このまま冷暗所で約1ヶ月間貯蔵します。
7.IMG_4272 8.IMG_4273 9.IMG_4276 10.IMG_4277
この白味噌は、市販品のように甘くなく、あっさりとしているのが特徴です。
「焼き味噌」(お好みで柚子果汁を混ぜ、表面を魚焼きグリル等で焦げが付くまで焼く)や「白和え」にも使えます。また、徳島県内でよく食べられているお雑煮は白味噌仕立てですので、来年のお正月で試して欲しいですね。
 

Copyright © 2021 Tokushima Bunri University Junior College All Right Reserved.